陸上男子100m栁田大輝 次世代エースの挫折と苦悩 家族の思いを胸にアジア大会での復活誓う

[ 2026年5月9日 10:00 ]

9日深夜放送のTBS系「バース・デイ」(深夜0・58)は、陸上男子100メートル・栁田大輝に密着した(C)TBS
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 9日深夜放送のTBS系「バース・デイ」(深夜0・58)は、陸上男子100メートル・栁田大輝(22)に密着。挫折と苦悩を乗り越え、家族の支えを糧に再起を誓う若きスプリンターの姿を追った。

 栁田はこの4月から社会人として新たなスタートを切った。昨年は追い風参考ながら2度の9秒台をマーク。さらにセイコーゴールデングランプリでは、元世界王者のクリスチャン・コールマンを破り優勝するという快挙を成し遂げ、一躍その名を世界に轟かせた。

 日本の次世代エースとして期待を一身に背負った栁田だったが、2024年のパリ五輪代表選考会となる日本選手権では、優勝候補筆頭と目されながらも3位。代表内定枠を争う中で、わずか「1000分の5秒差」に泣き、100メートルでの個人代表入りを逃した。

 その後、リレーメンバーとしてパリオリンピックに出場し、エース区間の第2走者を任された栁田。しかし、初めて経験する五輪の重圧が、彼の歯車を狂わせた。思うような走りができず、想定外の結果に栁田は深く落ち込んだ。

 帰国後、実家に戻った栁田から両親に届いたのは、謝罪のメッセージだった。母は当時を振り返り、「息子がそんな風に思わせてしまったことに、私の方こそごめんなさいって」と語る。父もまた、「とにかく目指すところは自己ベストを目指してやって欲しい。それだけですね」と、静かに息子を見守り続けた。

 その後も度重なる苦難と挫折を味わった栁田だったが、どんな小さな試合でも会場に駆けつける両親の存在が、折れかけた心を支えた。「自分がへこんでても周りは必ず応援してくれる。だったら、周りからのサポートに対しては速く走ることが一番喜んでもらえる」と、家族や周囲の支えが力になった。

 今、栁田が見据えるのは、9月に愛知・名古屋で開催されるアジア競技大会だ。「100メートルとリレーの両方で金メダルを獲りたい」。度重なる挫折を超え、家族への最高の恩返しを果たすため、栁田は再び希望のトラックへと走り出した。

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