重圧と闘い65連勝 GACKT牽引「格付け」正月の顔に!4年連続番組最高22・8% 年末年始民放1位

[ 2021年1月2日 19:15 ]

「芸能人格付けチェック!」個人65連勝のGACKT
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 1日に放送されたテレビ朝日「芸能人格付けチェック!2021お正月スペシャル」第2部(後6・00~9・00)の平均世帯視聴率が22・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。元日放送となった2008年以降、前年20年の21・2%を1・6ポイント上回り、番組歴代最高を更新。トップ。14年以降、一度も数字を落とさず、視聴率は驚異の右肩上がり。重圧と闘いながら個人65連勝と記録を伸ばした歌手のGACKT(47)が牽引し、名実ともに“正月の顔”と呼ぶにふさわしい番組に成長した。

 芸能人がチームを組み「高級品」と「一般品」を見分ける問題に挑む人気バラエティー。08年から14年連続の元日放送と定着。視聴率は08年=15・7%、09年=18・1%、10年=16・6%、11年=15・1%、12年=15・9%、13年=16・7%、14年=16・6%、15年=17・0%、16年=18・7%、17年=18・7%、18年=19・6%、19年=19・7%、20年=21・2%(第2部)、21年=22・8%(第2部)と推移。4年連続して番組最高更新と勢いが止まらない。

 この日発表された昨年12月28日~1月1日の民放全番組のうち、堂々のトップ。唯一の大台20%超えを果たした。前年20年も三が日全番組のうち、日本テレビ「箱根駅伝(往路・復路)」に次ぐ3位。バラエティー番組としては1位だった。今年も同様の結果が予想される。

 今回、司会のダウンタウン・浜田雅功(57)も「正月三が日のバラエティーの中で、一番数字を獲っているのがこの番組です。それだけ(日本中が)見ています。(間違えると)三が日以降、外へ出られません」「食材を間違えるのが一番、恥ずかしい。伊東四朗は2回、引っ越ししています。近所に恥ずかしいって」と注目度の高さに言及。世帯視聴率は高くとも、SNS上の反響はそれほど大きくない番組もあるが、オンエア中(午後8時41分)に「#芸能人格付けチェック」がツイッターのトレンド世界1位になり、大いに盛り上がった。

 立役者は15年目の出演となったGACKT。近年は連勝記録に注目が集まり、今回も第1問「ワイン」、第3問「味覚(蟹しんじょ)」、第5問「四重奏」に正解。個人65連勝として、記録を継続した。

 さらに、本番収録の数カ月前、スタッフを緊急呼び出し。自ら相棒をスカウトすると提案。番組側は事前に「マル秘ゲスト」出演を宣伝し、放送をもって発表の仕掛けも視聴者の期待に拍車をかけた。指名したのは、歌手の倖田來未(38)。女性アーティストの参戦は番組初となった。

 プレッシャーの中、倖田も全3問に正解。豚肉を選ぶと即「映す価値なし」になる最終第6問「牛肉」をクリアした倖田がスタジオに帰ってくると、GACKTはハグで祝福。「ハゲる(円形脱毛症になる)の、分かるだろ?」と倖田に同意を求め、重圧を明かした。冒頭、浜田とのやり取りでも「この15年間で、何回、円形(脱毛症)できたと思っているんです?」と語っていた。

 来年22年もGACKTの連勝とパートナーに熱視線が集まることは必至。5年連続の番組最高視聴率も十分ありそうだ。

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2021年1月2日のニュース