フジ特番好調 12月第1週G帯の個人視聴率1年ぶり1位タイ「FNS歌謡祭」「IPPON」など

[ 2020年12月12日 14:00 ]

フジテレビ社屋
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 12月第1週(11月30日~12月6日)のフジテレビが好調。ゴールデン帯(G帯=午後7~10時)の個人視聴率が6・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と日本テレビと並ぶ1位タイだった。

 週間の個人視聴率G帯で、フジが首位に立つのは昨年12月第1週(12月2~8日)以来、ちょうど1年ぶり。この時はテレビ朝日と並ぶ6・9%だった。

 昨年も「FNS歌謡祭」「劇場版コード・ブルー」「THE MANZAI」が好視聴率だったが、今年も長時間特番が軒並み好調。数字を押し上げた。

 12月2日(水)「2020FNS歌謡祭第1夜」(後7・00~11・00)=世帯14・1%(個人8・6%)
 12月4日(金)「ものまね王座決定戦」(後7・00~10・52)=世帯10・4%(個人6・3%)
 12月5日(土)「IPPONグランプリ」(後9・00~11・10)=世帯11・1%(個人7・4%)
 12月6日(日)「THE MANZAI2020マスターズ」(後7・00~9・54)=世帯11・7%(個人7・6%)

 今週末の特番も12日が「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(後9・00~11・10)、13日が「中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2020」(後8・00~9・54)と注目作。最近は土曜プレミアム枠(土曜後9・00)のラインアップが充実し、特にバラエティーはダウンタウンの松本人志(57)がテレビのお笑いの可能性を探った新企画「まっちゃんねる」(10月24日)、松本と中居正広(48)が考案した実験的なトークドキュメンタリー「まつもtoなかい~マッチングな夜~」(11月21日)などが話題を呼んだ。

 特番の勢いをレギュラー番組の視聴習慣につなげたい。

 【世帯視聴率と個人視聴率】テレビメディアの価値をより正しく示すべく、ビデオリサーチが3月30日から個人視聴率を公表。世帯視聴率はテレビ所有世帯のうち、何世帯がテレビをつけていたかを示す割合(例=5世帯のうち2世帯がテレビをつけていれば世帯視聴率は40%)。個人視聴率はテレビ所有世帯内の人数のうち、何人がテレビをつけていたかを示す割合(例=5世帯にいる12人のうち3人がテレビをつけていれば個人視聴率は25%)。個人視聴率は世帯視聴率より数字が目減りするが、視聴人数の換算が可能になる。関東地区は調査世帯数を900世帯→2700世帯と拡大した。

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2020年12月12日のニュース