坂上忍 縁遠いNHKにただ1人の恩人…出演は「こんな僕でも使い続けてくれたその人への恩義」

[ 2020年11月18日 15:08 ]

俳優の坂上忍
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 タレント坂上忍(53)が18日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜後0・55)に生出演し、自身とNHKとの関係性について語った。

 番組では、来年4月11日の契約満了をもって所属事務所からの独立を発表した、俳優・高杉真宙(24)について紹介。出演した元週刊文春記者の中村龍太郎氏が、来春放送のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」も降板する見込みだと、独自取材の内容を語った。

 これに対し坂上は「僕は朝ドラ、そんなに大きい仕事とも思ってない。大問題発言ですけどね」とそっけなくコメント。「矢作君…ギャラ安いしね?」と急に「おぎやはぎ」矢作兼(49)に話を振り、慌てさせた。

 「NHKさんに嫌われてるかどうか分からないけど、縁がない」という坂上。実は若手時代に、生意気な態度を取っていたという。「朝ドラと同じくらい国民的な番組を日曜の夜にやってるじゃない?まぁ~ひどい態度だったの」と、過去に出演した大河ドラマでの悪態を自ら告白。それでも、「演出家さんが何人かいるんだけど、その時に1人だけ僕をおもしろがってくれた人がいたの」と、恩人がいたことを明かした。

 坂上はその演出家の定年退職まで、事あるごとに出演依頼をもらっていたという。「NHKさんとのお付き合いは、こんな僕でも使い続けてくれたその人への恩義しかない」と、若気の至りへの自虐的を込めつつ語っていた。

 話は美談でまとまりそうな雰囲気だったが、坂上は「ただ…ギャラは安いもんね?」と再びギャラ問題に言及。矢作から「ギャラじゃないから、NHKは。出ることに意義があるから」と突っ込まれていた。

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2020年11月18日のニュース