志村さんも経験「何やってもウケなかった」過去 加藤茶の助言で開花

[ 2020年11月18日 12:44 ]

加藤茶の記念パーティー「芸能生活50周年の宴」で「加トちゃんペッ!」のポーズをとる志村けん(右)と加藤茶(2011年撮影)
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 ザ・ドリフターズの加藤茶(77)が17日深夜放送のフジテレビ系「志村友達」(火曜深夜0・55)に出演。お笑いタレント・志村けんさん(享年70)の「何をやってもウケなかった」時期を明かした。

 志村さんは、いかりや長介さん(享年72)の付き人を経て、ドリフに1974年にメンバー入り。脱退した荒井注さんの後任として正式加入した。

 当時は「志村が何やってもウケない頃で」と加藤。「荒井さんの代わりに入って1年ぐらいは何をやってもウケなかった。荒井さんの代わりって見られるから、きついことはきついのよ。それで、悩んじゃって。(8時だョ!)全員集合終わった後に『飲みに行こうか』って言ったら『うん』って。行ったらすごい飲むのよ」と、お酒を飲み交わしながら愚痴を聞いてあげたこともあったそうで「ひたすらあいつも落ち込んで」と、志村さんがうなだれていた様子を再現した。

 そんな悩める戦友に「遠慮しないでやった方がいいんじゃないかな。自分のやりたいことを長さんに言って。志村の言ったのがおもしろければ反対しないからやってみな」と加藤は助言。すると「自分の意見を出すようになった」と言い「そしたら周りが笑うから、長さんもオッケーになって。そこから、ガラっと変わった。遠慮してたんだね。1年ぐらい悩んで悩んで、それをきっかけにブレークしていった。ある種、俺たちを追い抜いていったからね」と懐かしそうに振り返っていた。

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2020年11月18日のニュース