「エール」泉澤祐希 3年ぶり朝ドラ「ひよっこ」茨城弁に続き「やはり方言のある役は面白い」

[ 2020年11月6日 14:00 ]

連続テレビ小説「エール」で3年ぶりに朝ドラに出演する泉澤祐希(C)NHK
Photo By 提供写真

 俳優の泉澤祐希(27)がNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の来週第22週(9~14日)に登場することが6日、分かった。朝ドラ出演は2015年後期「マッサン」、17年前期「ひよっこ」以来、3年ぶり3作目。「ひよっこ」の茨城弁に続き「やはり方言のある役は面白いです」と福島の理容師役で福島弁に挑んだ。

 俳優の窪田正孝(32)が主演を務める朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶり。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909―1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 泉澤が演じるのは、福島の「理容室・三上」の店主・三上典男。息子が裕一の母校・福島信夫小学校に通っている。

 泉澤は「久しぶりの朝ドラ出演ということで、ワクワクと緊張が入り交じった気持ちでした」と心境。

 「出演シーンは多くはないですが、芝居どころのある役なので、台本が来てから、ひたすらセリフを染み込ませました。『ひよっこ』でもそうでしたが、やはり方言のある役は面白いです」と“短期集中”。「典男という人物が、関わる人たちにどのように作用するのか注目してほしいです」と呼び掛けた。

 制作統括の土屋勝裕チーフプロデューサーは「苦労して床屋を開業し、地元に根付いた商売を家族のためにコツコツと続けている、とても真面目な男というイメージに、ピッタリだと思い、オファーしました」と起用理由を説明した。

続きを表示

2020年11月6日のニュース