橋下徹氏 万博相人事に「菅さんは大阪の自民党に対して厳しく当たりましたね」

[ 2020年9月17日 14:55 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が17日、フジテレビ「直撃LIVE グッディ!」(月~金曜後1・45)に生出演し、16日に発足した菅義偉内閣についてコメントした。

 新内閣の全体像について「菅さんが前面に出てきて改革の旗を振る内閣だと思います。トップとして組織の上にドーンと構える、そういう総理像ではなくて、総理自らが改革の先陣を切って旗を振るための陣容」と指摘。

 2025年の大阪・関西万博に向けて万博相を新設し、東京25区選出の井上信治氏を初入閣させた人事については「勝手な政治評論家的な推測ですけれども」と前置きして「菅さんは大阪の自民党に対して厳しく当たりましたね」と述べた。

 「本来だったら大阪にいる自民党の国会議員を任命するのが普通なんですよ。大阪都構想という僕が掲げていた改革の旗頭だったところを大阪の自民党は反対していたんですね。で、菅さんは僕らを応援してくれていたわけですよ」とこれまでの経緯を説明。

 「大阪の自民党が共産党とまで手を組んで大阪都構想に反対するのはおかしい、ということは菅さん、ずっと言っててですね。大阪の自民党、おかしいんじゃないかって言ってたら本当に万博の担当大臣、大阪の自民党を外しちゃう。菅さんらしいですよね」とも。

 安藤優子キャスター(61)が「これって橋下さんへの配慮とか、維新への配慮とか、いろいろ言われてますけど?」と問いかけると、橋下氏は「僕は何の力もない、政治のこともやっていない民間人です。僕は全然関係ないんですが」と苦笑い。

 「菅さんというのは人間関係を大切にする人で、(日本維新の会代表の)松井一郎大阪市長との人間関係を本当に大切にして、ここはある意味でね大阪の自民党を外したというのは、まぁ菅さんらしいなと思いますね。こういう人事をやる人ですね、菅さんは」と語った。

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