TBS「最高の『半沢直樹』をお届けできると確信している」 第8話延期の分は「『倍返し』で恩返しを」

[ 2020年9月8日 14:11 ]

TBS社屋
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 TBSは8日、10月期番組改編説明会をオンラインで行い、日曜劇場「半沢直樹」第8話の放送延期について重ねて説明した。瀬戸口克陽編成局長が「ギリギリのタイミングで判断して1週間、先送りさせていただいてドラマとしてはベストな形で“最高の時”を楽しんでいただこうと思った次第です」と述べた。

 当初6日に予定した第8話は、新型コロナウイルスの影響で制作に遅れが出たため、13日に延期。6日は堺雅人(46)らドラマ出演者らが出演する生放送特番「半沢直樹の恩返し」で対応し、平均世帯視聴率22・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

 瀬戸口局長は「おかげさまでギリギリの中で準備をしたので、バタバタしましたけども多くのみなさんに思いを受け止めていただいた。全国の視聴人数でいいますと2800万人くらいの方々に楽しんでいただくことができました」と感謝。先送りした分は、「最高の『半沢直樹』をお届けできると確信している。視聴者の思いを『倍返し』で恩返ししていきたい、と現場で頑張ってくれている」と主人公の決めゼリフにかけてスタッフを代弁した。

 また、高視聴率が続いていることには「大変ありがたいなと思います。我々自身も勇気をもらう。作り手が思っていた以上の、違う角度から楽しんでいただけているのが特徴」と分析。

 最終回視聴率の目標について瀬戸口局長は、演出の福澤克雄氏が「視聴率は大好きなんですけども」と前置きしつつ、「(大好きな)視聴率を追い求めてつくるとろくなことがない。ある意味で原点に、ベストに立ち戻り(ドラマづくりに)集中させたい」として具体的な数値は明示しなかった。

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2020年9月8日のニュース