「エール」再放送副音声トリは相島一之 9・14本放送再開「いやぁ、待ってたよ!」

[ 2020年9月8日 08:00 ]

連続テレビ小説「エール」再放送最終11週目の解説放送(副音声)を務める落合吾郎役の相島一之(C)NHK
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 新型コロナウイルスの影響のため一時休止となり、再放送がオンエアされているNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は7日から再放送11週目に入り、俳優の相島一之(58)が解説放送(副音声)を担当。“2周目”の「エール」は最終週となる。6月29日から休止している本放送は今月14日、第14週&第66話から約2カ月半ぶりに再開される。

 再放送は11日(第65話)に終了。放送再開に先立ち、12日午前8時から特番「いよいよ来週から!連続テレビ小説『エール』再開SP」がオンエアされる。

 俳優の窪田正孝(32)が主演を務める朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 解説放送は、視覚障がい者のための放送サービスとして番組音声からだけでは伝わらない情報を副音声で補完。朝ドラの解説放送(副音声)は1990年前期「凜々と」から開始。「エール」は声優の山崎健太郎が担当している。

 6月29日、初回(3月30日)からの再放送がスタート。“2周目”の「エール」は“特別版”として、キャストが解説放送(副音声)を行う朝ドラ異例の試みを実施。出演者がキャラクターとして行い、ドラマの状況説明に加え、役の視点もプラスされる。

 トップバッター・山崎育三郎(34)の佐藤久志、松井玲奈(29)の関内吟、森山直太朗(44)の藤堂先生、古川雄大(33)の御手洗清太郎、中村蒼(29)の村野鉄男、野間口徹(46)の梶取保、菊池桃子(52)の古山まさ、森七菜(18)の関内梅、堀内敬子(49)の菊池昌子、仲里依紗(30)の梶取恵に続き、再放送11週目(第61~65話)は相島演じる川俣銀行の元支店長・落合吾郎が担当。

 相島は「『エール』の登場人物は皆家族か親戚みたいな気持ちで見ていたので、副音声でも落合さんの気持ちが漏れているかもしれません。古山裕一くんと音さんのお話をちょっとお休みして佐藤久志くんのストーリー。村野鉄男くんとの福島三羽ガラスもいいし、ミュージック・ティーチャー御手洗清太郎くんとの龍虎の闘いも最高です。皆さん、どうかお楽しみに!そして9月14日から、いよいよ、いよいよ『エール』本放送再開です!!いやぁ、待ってたよ!これからしんどい時代に突入するのでしょうが、音楽の力で乗り越えて!」と呼び掛けた。

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2020年9月8日のニュース