石橋貴明 野球人口減少に警鐘「真剣に話し合わないと、手遅れになってしまう」

[ 2020年8月30日 23:24 ]

とんねるず・石橋貴明
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 とんねるずの石橋貴明(58)が、30日放送のNHK「サンデースポーツ2020」(日曜後9・50)で、野球人口減少の現状を憂い「手遅れになってしまう」と対策を呼びかけた。

 20年ぶりとなる同局生出演を果たした石橋は、野球愛を語り「プロ野球、ノンプロ、大学、高校、中学、小学校、そういった全ての関係者が一度ちゃんと集まって、今のこの野球人口が少なくなっていることについて真剣に話し合わないとダメなときになっていると思う」と野球人口の減少について警鐘。石橋と同じ61年生まれで、東大野球部のエースとして東大初の日本代表に選出されるなど活躍したキャスターの大越健介(59)も「ハードルが高いんでしょうか。チームを作ったり道具をそろえたりと」と頭を悩ませた。

 石橋も「そうですね。小さい子にルールを教えるとかバットを振らせるだとかが、なかなか大変」と同調。「子供が少なくなっているこの社会で、9人と9人を集めることができない。だから今、考えなければならない。違うことでもいいから、少しでも野球に興味が持てるように考えないと、本当に終わってしまう気がします。手遅れになってしまう」と危機感をあらわにした。

 番組冒頭で「本日は大越キャスターが夏休みのため、わたくし石橋貴明が『貴ちゃんスポーツ2020』お送りします」とボケをかましていた石橋だったが、終盤は真剣に語り「最後はNHKらしくと思ってました」と照れながら締めくくった。

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2020年8月30日のニュース