菊池桃子、独立…朝ドラ「エール」出演中、異例のタイミング 衆院選の準備?

[ 2020年6月23日 05:31 ]

女優の菊池桃子
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 女優の菊池桃子(52)が22日、所属事務所を退所し、独立したことを発表した。個人事務所「ヴァイサイト」の公式ウェブサイトをこの日開設し、メッセージをアップ。「本日より芸能活動等を自らが持つ会社で行っていくことになりました。(前所属事務所の)パーフィットプロダクションの岩崎加允美社長には温かく送り出していただきましたことを深く感謝し、皆さまにご報告申し上げます」とした。

 菊池はNHK連続テレビ小説「エール」に、主人公・古山裕一(窪田正孝)の母・まさ役で出演中。まさに異例のタイミングでの独立とあって、即座に今後に関するさまざまな臆測が飛び交った。一部の政界関係者からは、安倍政権の10月の解散・総選挙がささやかれているだけに「衆院総選挙での出馬に向けた準備では?」との声が上がった。

 菊池は15~16年に「一億総活躍国民会議」に民間議員として参加。昨年11月には同会議で知り合った経済産業省政策局長の新原浩朗氏(60)と再婚した。現政権では、安倍晋三首相をサポートする長谷川栄一、今井尚哉の両首相補佐官と佐伯耕三首相秘書官はいずれも経産省出身。新原氏も政界と近く、三原じゅん子氏(55)、丸川珠代氏(49)、今井絵理子氏(36)に続く自民党の女性著名人議員への布石との見方も浮上している。また、この新会社で新原氏の人脈をフル活用した事業に打って出る可能性も指摘されており、いずれにしても今後の動向が注目される。

 ◆菊池 桃子(きくち・ももこ)1968年(昭43)5月4日生まれ、東京都出身の52歳。84年に映画「パンツの穴」で銀幕デビュー、「青春のいじわる」で歌手デビュー。一躍人気アイドルとなり、ブロマイドの年間売り上げ1位を記録。女優として活動する一方、12年から母校の戸板女子短大の客員教授に就任。キャリア教育の講義を行っている。血液型B。

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