古市憲寿氏「正直、甲子園は観ないんだけど」中止決定に高野連バッサリ「あきれている」

[ 2020年5月21日 15:53 ]

 コメンテーター、作家としても活動する社会学者の古市憲寿氏(35)が21日、自身のツイッターに連続投稿。今春の第92回選抜高等学校野球大会(甲子園)に続いて今夏の第102回全国高等学校野球選手権大会(8月10日から16日間、甲子園)も中止が決定した経緯を痛烈に批判した。

 「正直、甲子園は観ないんだけど」と1本目の投稿を書き出した古市氏。「あらゆる可能性を検討した形跡もなく『中止』という大人にとって一番楽な決定をした人々にあきれている。本当に中止するしかないなら、考えられる対案が全部ダメな理由を専門家交えて示して欲しいよね。他のスポーツ競技も同じ。」と書き込むと、2本目を連続投稿。続けざまに「だいたい今まで炎天下での屋外は熱中症のリスクがあるって声を、ほぼ無視し続けてきたわけでしょ。本当に中止するなら、来年から甲子園のあり方全部を変えるべきでは?しかもその感動のドラマに対して、高校生本人は報酬を得てるわけじゃない。スポーツの、こういう都合のいいところが嫌い。」とぶった斬った。

 古市氏は同日放送のフジテレビ「とくダネ」(月~金曜前8・00)に出演した際には「甲子園、絶対に無理だと思いますか?例えば今コロナといかにうまく付き合っていくかってことが求められているわけじゃないですか。だから無観客であるとか時期をずらすとかそれは現実的じゃないんですかねえ」と中止決定を疑問視。さらに「本当に大人がちゃんと頭ひねったのかなってなってことがすごい疑問で。高校生にギャラも払われずにみんなが無料で、入場料は払いますけど。高校生たちを使ってきたイベントで、それに対して今大人側が本当に高校生に向き合っているのかが疑問」と話していたが、番組出演後に重ねての“疑問ツイート”となった。

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2020年5月21日のニュース