東出昌大 NHK8Kドラマ「スパイの妻」出演!ヒロイン・蒼井優と幼なじみの憲兵役 不倫騒動後初の新作

[ 2020年5月21日 15:35 ]

8Kドラマ「スパイの妻」に出演、ヒロイン(蒼井優)の幼なじみを演じる東出昌大(C)NHK
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 俳優の東出昌大(32)が6月6日に放送されるNHKのBS8Kドラマ「スパイの妻」(後2・00~3・54)に出演することが21日、分かった。同局がドラマ完成を報告した。東出の出演ドラマが新たに放送されるのは、ダブル主演した今年1月クールのテレビ朝日「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」以来、約3カ月ぶり。「ケイジとケンジ」スタート直後の1月中旬に起こった不倫騒動後初となる。

 女優の蒼井優(34)と映画「CURE」などの鬼才・黒沢清監督(64)が3度目のタッグを組む注目作。8Kスーパーハイビジョン撮影。1940年代の神戸を舞台に、戦争という時代の大きなうねりに翻弄されながらも、自らの信念と愛を貫き通そうとする女性の姿を描くラブサスペンス。

 東出が主演し、昨年の第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に「寝ても覚めても」が正式出品された濱口竜介監督(41)が、野原位氏、黒沢監督とともに脚本を担当した。

 東出はヒロイン・福原聡子(蒼井)の幼なじみで、神戸憲兵分隊の隊長・津森泰治を演じる。

 1940年、太平洋戦争前夜の神戸。福原聡子(蒼井)は満州へ赴いていた夫・優作(高橋一生)の帰りを待ちわびていた。ところが帰国後、幼なじみの憲兵・津森泰治(東出)から呼び出され、夫が満州から連れ帰った女の死を告げられる。嫉妬心に駆られた聡子は、夫の行動を疑う中、彼が持ち帰った重大な秘密を目にしてしまう。かの地で一体、何があったのか。真実を知ってしまった聡子は驚きの行動に出る…。

 蒼井は「この時代の女性を演じるのは今回が初めてだったのですが、思い描いたところに自分が行けているのか、どこか感覚が凝り固まっているのではないか、と常に自分を疑いながらの撮影でした。また、黒沢監督は、立ち位置と動きを決めてくださって、そこからどうするかは、演じる側の俳優に委ねられるため、終始『正解は何だろう』と思いながら演じていました。正解を当てに行くというよりは、不正解を知っていくことで役を形作っていくことができたように思います」と振り返っている。

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