薬丸裕英、検察に「不信感が募る」 黒川検事長の記者との賭け麻雀疑惑

[ 2020年5月21日 12:43 ]

薬丸裕英
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 タレントの薬丸裕英(54)は21日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)に出演。定年延長問題の渦中にある東京高検の黒川弘務検事長が21日発売の「週刊文春」で、緊急事態宣言の最中、産経、朝日の記者らと賭け麻雀をした疑いが報じられた件についてコメントした。

 検察官の定年を延長する検察庁法改正案への法改正に抗議する声が検察OBや芸能人らから上がり、改正案について今国会での成立を見送った。

 このタイミングの報道に、薬丸は「(検察への)不信感が募ると思うし、法務省に関しては、こういう方を法律を変えてまで検事総長に起用しようとしてたのかって見方も出てきてしまう」と厳しい表情を浮かべた。

 俳優の坂上忍(52)は「(検察庁法改正案を)強行採決をしていたら、もっと大変なことになった」と指摘。薬丸も「(改正法への反対の)声を上げた人に感謝したほうがいい。加計学園の時はうやむやになったけど、賭け麻雀はちゃんとはっきりさせてほしい」とも語った。

 同誌の報道によると、黒川氏は今月1日と13日、都内の知人の産経新聞記者のマンションで産経記者2人、朝日新聞の元検察担当記者の計4人で賭け麻雀をしたという。

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2020年5月21日のニュース