【明日5月15日のエール】第35話 裕一、ついに小山田先生と初対面も…恩師の顔に泥塗れぬ重圧

[ 2020年5月14日 13:00 ]

連続テレビ小説「エール」第35話。あこがれの小山田(志村けんさん・左から2人目)に初対面する裕一(窪田正孝・右端)(C)NHK
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 俳優の窪田正孝(31)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は15日、第35話が放送される。主人公に大きな影響を与える大御所作曲家・小山田耕三を演じるコメディアンの志村けんさん(享年70)は第25話(5月1日)、第28話(5月6日)、第34話(5月14日)に続き、2日連続4回目の登場となる。

 裕一(窪田)の契約が小山田(志村さん)からの推薦で決まったことを知った裕一は、ある日、サロンで偶然見かけた小山田に意を決して話し掛ける。しかし、自分の曲がいまだ採用されていない現実にあらためて直面する。早く結果を出さないと小山田の顔に泥を塗ることになると、取り憑かれたように仕事に没頭するが…。一方、音(二階堂ふみ)は音楽学校の記念公演「椿姫」の主役選考会にチャレンジし…。

 朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(39)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂)の夫婦愛を描く。

 主題歌は福島県で結成され、「キセキ」「愛唄」などの数々のヒット曲で知られる“覆面”男性4人組ボーカルグループ「GReeeeN」が初担当。「星影のエール」を書き下ろした。語りはアニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」「テニスの王子様」「ゴールデンカムイ」などで知られる声優の津田健次郎(48)。朝ドラのナレーションは初挑戦となる。

 連続テレビ小説は月~土曜の週6日放送してきたが、制作に時間のかかる4K撮影や働き方改革のため、「エール」から土曜の放送をなくし、週5日に短縮された。

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