坂上忍 首相会見に「非常に微妙な表現が多かった」橋下氏は“フォロー”「都道府県ごとに基準が違う」

[ 2020年5月14日 21:39 ]

俳優の坂上忍
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 俳優の坂上忍(52)が14日、自身がMCを務めるフジテレビ「直撃!シンソウ坂上」(木曜後9・00)の生放送に出演し、安倍晋三首相の会見に言及した。

 安倍首相はこの日の会見で、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言について、39県の解除を正式表明。これを受け坂上は「非常に微妙な表現が多かったな、という印象」「もう少し具体的な、分かりやすい目安・基準を示していただけると思った」と眉をひそめた。

 リモート出演した元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)に感想を投げかけると、橋下氏は「僕は総理は基準を示すことはできないと思います。都道府県ごとに事情が違うからです」とキッパリ。「全国一律の基準なんか絶対に決められるわけがなくて、本来、国の役割というのは出入国管理のところ、外国との関係のことです。“外国でこういう感染状況になれば出入国を停止しますよ”というのを決めるのが国の役割であって、国内の話は都道府県ごとに基準が違うのだから『われわれが基準を示すことができません』と言うのが本来の筋だと思います」と坂上とは異なる観点から持論を展開した。

 坂上は首相会見前に放送されたフジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)では、安倍首相に「できるならば自分のお言葉で、より具体的に国民に寄り添ったお言葉を聞けることを期待したいと思いますが」と要望していた。

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