辛坊治郎氏 ネット情報に一長一短を実感「使い方間違えるとヤバいなって…」

[ 2020年5月14日 20:51 ]

辛坊治郎氏
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 元読売テレビ解説委員でキャスターの辛坊治郎氏(64)が、期間限定でパーソナリティーを務めるニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!激論Rock&Go!」(木曜後1・00)出演し、マスク事情について語った。

 政府は新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言について、特定警戒都道府県の茨城、石川、岐阜、愛知、福岡を含む39県は解除となったが、東京、大阪などの8都道府県については継続。大阪在住の辛坊氏は、ニッポン放送の関西支社からのリモート出演となった。

 基本的に自宅にこもる生活を送っているが、外で仕事の時は出来るだけ電車を利用して、車内の混み具合や、街の動向をチェックしているという。「先々週、仕事終わりでマスクを3枚220円で買って帰ったことをツイートしたら、全国各地から『もう出回り始めています』って情報が寄せられて。そうなんだって思っていたら、本当に先週ぐらいからマスクが一斉に出回り始めて」と辛坊氏。

 まだ、品薄状態のとき自身が目にしたのは、シャッターを下ろした飲食店の前で売っていた50枚で3500円のマスクだったという。辛坊氏は「飛ぶように売れたはずですから、今回荒稼ぎをした人は相当いる。そういう人はみんな隠匿していて、(実店舗やインターネットで)最高値になるのを狙っていて。そろそろマスクが出回り始めるかな?ちっちゃいアベノマスクがそろそろ家庭に届きそうかな?みたいなタイミングをはかって、このへんが売り時だと思った感じだよね。それで今、大放出が始まって」と、現状を語った。
 
 日ごと値が下がるマスクの価格を含めて、ネットを通じてあらゆる情報源がすぐ手に入ることを感心しつつ、注意が必要と辛坊氏。「ネットって素晴らしい情報なんだけど、使い方を間違えるとこれはヤバいメディアなんだなって。今回コロナのことでも、例の検察官の定年を延長する問題(政府が進める検察庁法改正)でも。今週つくづく、ネットは使えるけれども危ないなっていうことを改めて覚えましたね」と、危惧していた。

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2020年5月14日のニュース