八代英輝氏 経済対策の現金給付は「世帯という言葉にこだわるからややこしくなる」

[ 2020年4月14日 17:13 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(55)が14日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)で、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急経済対策の世帯向け現金給付について言及した。

 政府は13日、世帯向け現金給付について、世帯主の月間収入だけでは対象外となる場合でも、新たな条件を満たせば給付対象に加える方針を固めた。

 番組MCの恵俊彰(55)が「求められてるのがスピード感だとしたら(給付金を)いったんみんな払っちゃって後から、落ち着いていろいろ計算して、もらう必要なかったねという人は後から返せばいいじゃないですか、それはできないですかね」と八代氏にコメントを求めると、「もうそうすべきだと思うんですね。融資という形でいいと思うんですよ。のちのち返せない方には免除すればいいんでとりあえずお金を使ってくれたかどうか、トレースするには給付より融資のほうがいいと思うんです」と、現金を渡すことを優先すべきだとした。

 さらに「世帯とか世帯主っていう言葉が国際的に恥ずかしいほど古臭いですよね。世帯という言葉にこだわっているからどんどんどんどんややこしいシステムになっていくわけで、個人対象ですよ。アメリカも個人対象で確定申告みんなしてますから。夫婦でも。救済を欲している個人の皆さん、収入が落ちている人だけじゃなく余計に支出が増えている人も含んでですよ。スピードアップして給付をしたほうが早くできると思いますよ」と話した。

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2020年4月14日のニュース