「第15回渡辺晋賞」奉祝曲作曲の菅野よう子氏、AbemaTV立ち上げの藤田晋氏が受賞

[ 2020年3月2日 18:00 ]

花束を手に感激する藤田晋氏と菅野よう子さん。中央は渡辺音楽文化フォーラムの渡辺美佐理事長
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 エンターテインメントの発展に貢献したプロデューサーやクリエーターを顕彰する「第15回渡辺晋賞」が、作曲家で音楽プロデューサーの菅野よう子氏(55)とサイバーエージェント社長の藤田晋氏(46)に贈られ、2日、都内で授賞式が行われた。

 菅野氏は、昨年11月の「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で嵐が歌った奉祝曲「Ray of Water」を作曲。日本の音楽シーンに多大な影響を与えていることが評価された。渡辺音楽文化フォーラムの渡辺美佐理事長からトロフィーと副賞100万円を受け取り「ミュージシャンとしてアイドルのバックバンドや、ミュージカルのオケピット、ドラマの録音でピアノを弾いて、全て現場で先輩のやっていることを見て覚えました。今はもういないレジェンドの仕事ぶりを実際に体験したことなど、細胞が覚えている豊かな音が、自分を作っていると思います」と受賞の喜びを語った。

 藤田氏はIT業界のビジネスプロデューサーで、AbemaTVなど積極的な新分野開拓などが評価され「AbemaTVを立ち上げている真っただ中で、このような賞をいただくのはまだ恐縮です。しかしながら、日本のエンターテイメント界のパイオニアであり、名前の漢字が同じで、密かに共感し憧れていた渡辺晋さんの名前が入ったこの賞がもらえることは、私にとってこの上ない嬉びであり励みになります。この賞に恥じぬよう、しっかりとAbemaTVを成功に導きたい」と意気込んだ。

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2020年3月2日のニュース