TBS「クレイジージャーニー」不適切演出 “水曜強化”最大テーマでつまづく

[ 2019年9月11日 16:00 ]

TBS社屋
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 TBSは11日、バラエティー「クレイジージャーニー」(水曜後11・56)に不適切な演出があったとして謝罪した。TBSは前日10日に、10月期の番組改編について記者会見を開いたばかり。水曜日の番組強化を最大のテーマの一つに掲げたばかりだった。

 TBSは、「Fコア層」と称して13~59歳の男女視聴者獲得に力を入れており、10日の会見でも合田隆信編成局長らが10月期も一層推進していく方針を打ち出していた。

 10月期の改革として、月~金曜午前8時台の情報番組を4年半ぶりに刷新するとともに、水曜日のゴールデン帯(午後7時~同10時)&プライム帯(同7時~同11時)を強化。水曜日は「世界くらべてみたら」(後8・00)と「ワールド極限ミステリー」(後9・00)の新番組2本を10月からスタートさせることを正式発表した。

 TBSにとって水曜日はもともと、午後7時台の「東大王」に対する視聴が定着してきており、同10時からは「水曜日のダウンタウン」を放送中。10月からは同8~10時の枠に、これまで深夜帯や単発番組で好評を得た2番組をレギュラー化することで“水曜日の夜”はTBSを見てもらう習慣を底上げする戦略に出る。そんなタイミングでの水曜深夜番組の問題浮上となった。

 今回の問題は、爬虫類ハンターがメキシコに生息する珍しい生物を探し捕獲する旅に同行取材する企画を放送た際、放送で紹介した6種類の生物のうち4種類は、番組スタッフが現地の取材協力者に依頼し、ロケの前に準備していた生物を使って撮影していたものだったことが判明。さらに過去10回の放送で捕獲した生物のうち、26種類は実際に発見し捕獲したものだが、11種類は事前に準備していたものであることが判明しているとした。

 TBSは今月5日にもバラエティー「消えた天才」(日曜後8・00)で過剰な演出があったとして放送を休止。同局によると、先月11日の放送で、野球のリトルリーグ全国大会で全打者三振の完全試合を達成した当時12歳の投手の試合映像を放送した際、映像を早回しすることで実際の投球よりも速く見えるように加工していた。

 10日の改編発表会見では、「消えた天才」について、他の放送回でも問題となりそうな演出がなかったかどうかを調査していることを明かした。調査が終了するまでは、引き続き放送を中止し、単発番組などで対応していく。視聴者の信頼回復に向けて、「クレイジージャニー」についても問題に対する徹底した検証が待たれる。

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