戸田恵梨香 次期朝ドラの役作りで本当に「陶芸家になっちゃうんじゃないかと」

[ 2019年9月11日 19:26 ]

NHK次期連続テレビ小説「スカーレット」の試写会に出席した戸田恵梨香
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 30日にスタートするNHKの次期連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜前8・00)の第1週分が完成し、ヒロインを務める戸田恵梨香(31)が11日に東京・渋谷の同局で開かれた試写会に出席した。

 舞台は滋賀県の焼き物の里、信楽(しがらき)。高度経済成長期に、妻や母となっても作品に情熱を燃やした陶芸家・川原喜美子の半生を描く。役作りに関して、陶芸は4月のクラインの3カ月前から東京都内で学び始め、信楽で撮影が始まってからはスタジオの脇に台を置くなどして腕を磨き続けている。

 専門的なシーンだけは代役などでの対応も可能だったが、NHKの内田ゆき制作統括は「戸田さんが『私、自分でやります』と言って下さった。今では陶芸家になっちゃうんじゃないかというくらいの勢いです」と真摯な姿勢を紹介。都内と信楽にそれぞれ指導者がついており、戸田の手つきについて「びっくりするくらい上手い」と評価してくれているという。

 戸田は女性陶芸家役について、「土とコミュニケーションをとることが大事なんだなと稽古で感じました。私の体重では足りなくて、陶芸は男の力仕事、男の世界なんだと。女性には壁の高さを感じまして私も(川原喜美子のように)負けずにやらないといけないなと感じました」と意欲的。

 信楽ロケについても「滋賀のみなさんたちと会って、滋賀のみなさんの心を背負っているんだなと実感しました。朝ドラのヒロインをやるっていうのは、こういうことなのかなと。あと半年、力強く生きていきたいと思います」と役になりきっている。

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2019年9月11日のニュース