史上最年少!藤井七段「憧れ」将棋日本シリーズ初参戦

[ 2019年4月20日 05:30 ]

藤井聡太七段
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 将棋の日本シリーズJTプロ公式戦(JT杯)19年度大会の出場者12人が19日に発表され、高校生棋士・藤井聡太七段(16)の初出場が決まった。

 同棋戦は今年40回目を迎える伝統の早指しトーナメント戦。前年覇者、2月22日時点でのタイトル保持者に加え、18年賞金・対局料ランキング上位者の計12人が出場資格を持つ。藤井は2月に発表された同ランキング10傑に入っていなかったが、この日の発表で12位(金額は未公表)に食い込んでいたことが判明。滑り込みでJT杯史上最年少出場が決まった。

 藤井は「奨励会に入る前に毎年(こども大会に)参加し、JT杯は憧れの舞台。自分が出場者として出られることは非常にうれしく思う。しっかりいい将棋を指せるようにしたい」と日本将棋連盟を通じコメントした。

 準決勝で藤井と対戦する可能性がある前年優勝の渡辺明王将(34)は「その場合は先輩の意地を見せるべく頑張りたい」と話した。

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2019年4月20日のニュース