宝塚音楽学校で卒業式 松岡恵さん「特別皆勤賞」 父・修造氏も祝福「熱さでは娘に負けたくない」

[ 2019年3月1日 11:13 ]

<宝塚音楽学校・卒業式>卒業式を迎え、記念撮影をする松岡恵(2列目中央)と主席のハーバート真唯(前列中央) (撮影・後藤 大輝)
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 未来のタカラジェンヌを育てる宝塚音楽学校の第105期生卒業式が1日、兵庫県宝塚市の同校で行われ宝塚歌劇団創始者・小林一三の玄孫で、タレント松岡修造氏(51)の長女・松岡恵さんら40人が巣立った。

 この日は仕事のため式には出席できなかったが、修造はブログでコメント。「父親である僕が家族を代表して今の思いを伝えさせていただきます」と前置きし「諸先生方をはじめ、同期生、またこの二年間支えてくださった皆さまに、心から感謝いたします」とつづった。さらに「小林一三さんのお言葉『朗らかに、清く、正しく、美しく』をモットーに、娘自身の好きな言葉『心に炎』を保ちながら、日々精進していってくれることを願っています」とし「熱さでは娘に負けたくない 松岡修造」と結んだ。

 先日、行われた卒業公演にあたる文化祭では演劇で主演。歌でも宝塚の人気ナンバーをソロで歌い上げるなど華のある舞台姿を見せパンフレットに「好きな言葉」として「心に炎」と書いていた。

 男役志望の恵さんは涼しげな目元とスッキリした立ち姿が印象的。2年間、すべての授業に出席した「特別皆勤賞」を受けた。

 卒業式では総代のハーバート真唯さんが答辞で「芸の道は決して平坦ではありませんが、誇りある宝塚歌劇団の生徒として終わることのない芸の道を歩んでまいります」と誓うと、卒業生も涙をぬぐっていた。

 105期生は卒業式後に宝塚歌劇団に入団。4月19日、宝塚大劇場で開幕する宙組公演「オーシャンズ11」で恒例のラインダンスを披露して初舞台を踏む。

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