菅田将暉 二階堂ふみと本で共演「撮られまくった人と一緒に表に出られるってありがたい」

[ 2019年2月21日 19:00 ]

「菅田将暉 アニバーサリーブック」の発売記念取材会を開いた菅田将暉
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 今年俳優生活10年を迎える菅田将暉(26)が21日、都内で「菅田将暉 アニバーサリーブック『誰かと作った何かをきっかけに創ったモノを見ていた者が繕った何かはいつの日か愛するものが造った何かのようだ。』」(ワニブックス)の発売記念取材会を開いた。同書の長いタイトルは「10年を一言で表せってほうが、逆に無理だという発想で…」という意味を込めてられているという。

 10年は「大きく区切りがあるわけでない」としながらも、親や友人から「上京して10年か」と言われると「なんか月日は感じますし、変わらないものと変わったものと…。やっぱ一回振り返るいい機会にはなりましたかね」と話した。

 同書の中では菅田の俳優生活10年を祝うために豪華な俳優陣が共演。一時は熱愛報道のあった二階堂ふみ(24)とも久しぶり再会、放課後の高校生に扮している。「俺からしたら、うわさもクソもない。友だちと良くしていて何が悪いんだって感じ。お互い当時、変に遊びづらくなってしまった」と振り返るが、「こんなに撮られまくった人と一緒に表に出られるってありがたいことだな」と話した。二階堂とは「友人とも違う距離感。家族というか仲間というか…」。同世代で一緒にものを作り出す仲間だと説明した。

 また、10代でまだとんがっていた菅田の心を素直に開かせてくれた先輩の小栗旬(36)は「BAR小栗」のマスターになって菅田にインタビュー。以前、小栗に言われたのは「キラキラできるときに、ちゃんとキラキラしておけよ」という言葉。「小栗旬じゃなければ言えない言葉と思って。ハッとしました」とまだ、芸能界に不慣れだった菅田の背中を押してくれた言葉を紹介した。

 「全部が面白い。いっさいふざけてないようでふざけていて、ふざけているようでいてまじめで。何が始まるかわからない。ミステリアスなところがある」と尊敬する山田孝之(35)とは即興スプレーアートを。太賀(26)が撮影したハワイの写真では、「顔がパンパンなんです。毎日ずっとどこのパンケーキ屋がうまいとしか考えてなかった」というほど、解放感にあふれた表情を見せている。仲間達との衣装作りとシューティングを楽しむ様子などが収録されている。

 菅田のこれからの10年はどうなるのかについて聞かれると、「お芝居はできる限り続けたい。明日どうなるかわからない状況なんで。そこの緊張感を持ちつつも、ちゃんと的確に作品をつくっていければそれ以上にない」と話した。

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