リリー・フランキー「なつぞら」で朝ドラ初出演「末席ながら喜びと誇り」大型書店の社長役

[ 2019年2月12日 17:05 ]

NHK連続テレビ小説「なつぞら」にレギュラー出演し、朝ドラ初出演を果たすリリー・フランキー
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 イラストレーターや俳優などマルチに活躍するリリー・フランキー(55)がNHK連続テレビ小説100作目となる次期朝ドラ「なつぞら」(4月1日スタート、月〜土曜前8・00)にレギュラー出演することが12日、分かった。同局が「東京・新宿編」の新キャストを発表した。リリーは朝ドラ初出演となる。

 女優の広瀬すず(20)がヒロインを務め、03年後期「てるてる家族」に続く朝ドラ2作目となる脚本家・大森寿美男氏(50)が手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 「東京・新宿編」は昭和30年代を舞台に、上京したなつがアニメーションの世界に飛び込むチャンスを求め、行方不明の兄・咲太郎(岡田将生)との再会を夢見て、開拓者魂を胸に秘めながら憧れの街・新宿で懸命に生きる。

 リリーが演じるのは、文化発信地・新宿のランドマークとも言える大型書店・角筈屋(つのはずや)の社長・茂木一貞役。女性とお酒と面白いことが大好きで、仕事を終えた後、夜な夜な新宿界隈を歩き回る。

 リリーは「歴史ある連続テレビ小説の第100作目に末席ながら参加できることに喜びと誇りを感じます。素晴らしいキャスト、スタッフと共に、主人公のなつが皆様に愛され、応援していただけるよう、心を込めてゆきたいと思います」と張り切っている。

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2019年2月12日のニュース