古舘伊知郎 若手アナウンサーに「ワンフレーズの海に溺れないで」上重アナにも苦言

[ 2018年11月18日 19:32 ]

立教大学池袋キャンパス100周年式典特別トークセッション後の取材会にて。左から古舘伊知郎、関口宏、徳光和夫、みのもんた
Photo By スポニチ

 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(63)が18日、立教大学池袋キャンパス100周年記念式典後の取材会で、若手アナウンサーについて思うことを語った。

 古舘は「今の時代、テンポ感がだんだん変わってきている」と話し、バラエティ番組では芸人が中心になり印象的なワンフレーズや面白いボケやツッコミやリアクションがあって“なんやそれ、違うわ”のやりとりがあってVTRに進むことが多いという。

 古舘のような冗長なしゃべりは主流ではなくなったと自覚し「それはそれで悔しい」と語る一方、「いまの時代に合わせなくてはと思っている」とした。しかし、そのような流れの中でも、若いアナウンサーに対しては「ワンフレーズの海に溺れないでほしい。もうちょっとミドルサイズくらいでしゃべれるように勉強したほうがいいかなと思います」とアドバイスを送った。

 続けて、この質問した日本テレビの上重聡アナウンサー(38)に向かって「あとは調子に乗ってロールスロイスなんかもらうんじゃない」とも。上重アナが「ベントレーです」と訂正を入れると、古舘は「そういうツッコミがむかつくんだよ」と苦言を呈した。

 この日は古舘のほか卒業生の徳光和夫(77)、関口宏(75)、みのもんた(74)が初めて4人揃ってトークイベントに出席。徳光は「今度は俺の葬儀かな」、関口は「初めてで最後かも」と自虐気味に語った。みのは言葉が少なかったが、古舘が「みのさんはガソリン(酒)が切れてきたから」とフォローした。

続きを表示

2018年11月18日のニュース