さや姉卒業公演で決意「次会う時は今以上の私で」アイドル活動8年で幕「100点満点中1億点」

[ 2018年11月5日 05:30 ]

NMB48劇場で卒業公演を行った山本彩
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 NMB48の山本彩(25)が4日、大阪・難波のNMB48劇場で卒業公演を行い、約8年間のアイドル活動に幕を下ろした。メンバー70人全員に見送られ涙ぐみながら「私をアイドルにしてくれて、本当にありがとうございました」とファンに感謝した。劇場の周りにも「さや姉」との別れを惜しむファンが集まった。

 客席からの「彩コール」が響く中「初めて立った時の景色は今も忘れない。約8年間、通い続けてきた劇場に来なくなると思うと寂しい。NMBは体の一部のようだったので、正直想像がつかない」と声を詰まらせた。10月27日、大阪・万博記念公園で3万人を集めて行われた卒業コンサートではほぼ笑顔だったさや姉。何より大切にしてきた拠点劇場での最終ステージでは少し感傷的になった。

 2011年1月1日、同劇場のオープン初日にキャプテンに就任して以来、不動のエースとしてグループを引っ張った。大黒柱としての役目をこの日、加入2年半の5期生・小嶋花梨(19)に託した。「つらくて苦しいことも多く、孤独も感じるグループのキャプテンを自分以外に託すのは心苦しいけど、NMBが大きくなるには必要。人として成長できる」と激励。小嶋は「私の就任にはいろんな意見があると思うけど、彩さんが残してくれたものを受け継ぎ、私にしかできないキャプテンになる」と誓った。

 終演後は報道陣の取材に応じ、8年間の活動を「100点満点中1億点!」と自己採点。前日の3日には「今日何を話そうと考えたり心配事で睡魔も来ず、朝6時に寝て8時に起きた」と苦笑い。卒業後は恋愛解禁になるが「すぐには考えられない。ファンにも“いい人見つけてね”とか言われるけど期待しないで」と笑わせた。

 この日でアイドル・山本彩は完結し、今後はシンガー・ソングライターとして活動する。「今、一番大きな目標はアリーナ(級ホール)でのライブ」と力を込めた。すでに仕事も決まっているというが発表は後日。「楽しみにしてください」と語った。ファンにも「決して簡単な道じゃないけど、諦めるつもりはない。次、皆さんに会う時、今以上の私で帰ってこられるよう自分に厳しくやっていく」と誓った。

 ≪スタッフが明かす山本彩の実像≫◇元々断トツ 2010年のオーディション当時から歌唱力、ダンス、ビジュアルのどれを取ってもずばぬけていた。レッスンでもすぐにフリを覚え、メンバーにも教えてあげていた。

 ◇くそまじめ 今でこそ面白おかしいトークをするが、当初は周囲も舌を巻くほど的確に趣旨を伝える真面目な受け答えをしていた。台本がなくても安心して会見を任せられる存在だった。

 ◇実は人見知り 人見知りな部分があり、周囲に声は掛けるが、積極的に引っ張るよりは背中で見せるキャプテンだった。ただし、仲の良いメンバーと遊びに行くと一番はしゃぐ。

 ◇まさに「鉄人」 握手会もほぼ休んだことがない。風邪でもマスクをして対応。ファンから「無理させず休ませろ」とスタッフが怒られるほど。握手会は、人気のあるメンバーにとっては重労働。ファンの顔を覚えるのも早く、神対応。

 ◇中心はあくまで劇場 メディアの需要も高いエースながら、あくまで活動の中心は劇場と考えていた。弱音を聞いたことがなく、わがままや失礼な態度を取ることもなかった。

 ◇生粋のトラ党 阪神のマニアックなトークを始めると止まらない。始球式の時には「神聖な甲子園のマウンドに立っていいのか」と悩むほどリスペクトしていた。

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