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深まる秋に

今年1月の第67期王将戦第1局の前夜祭ではこんなコスプレが…掛川城をバックに甲冑を着てポーズをとる久保王将(右から2人目)と豊島八段
Photo By スポニチ

 【我満晴朗のこう見えても新人類】将棋の王将戦を担当して5年ほどになる。7番勝負の随行取材で毎回楽しみにしているのが開催地グルメと「勝者の記念写真」。本紙フォトグラファーが想像力を駆使して絵作りに励む姿を見ると、手前みそながら感心してしまう。もちろん快く応じてくださる棋士の皆様あってこそだが。

 すでにご存じの通り、この写真の基本は「コスプレ」だ。ならば7番勝負にこだわらず、挑戦者決定リーグ戦に出場する全7棋士を記念撮影しちゃえ!そんな前代未聞トンデモ企画を9月中旬に敢行。久保利明王将を含む8人全員の撮影&インタビュー取材を無事終えることができた。

 ひいきの戦国武将甲冑(かっちゅう)に身を包んだ皆さん、少々恥ずかしげながらも基本はノリノリ。撮影中はもちろん、インタビューでも当方のつたない質問に嫌な顔一つせず懇切丁寧に答えていただき、感謝の一言しかない。

 さて。

 今回の取材対象だった8棋士をざっくりとカテゴライズすると「野球派」及び「サッカー派」に分けられる。

 ◇野球派=久保王将、豊島将之2冠、郷田真隆九段、糸谷哲郎八段

 ◇サッカー派=佐藤天彦名人、広瀬章人八段、中村太地王座

 久保は阪神ファンとして有名だ。今シーズンも甲子園で観戦経験があったそうだが「行くとだいたい負けるんです」と苦笑するばかり。一方で郷田は巨人党。今年も優勝を逃し「ドラフトでは投手を指名しそうだけど、ここは歯を食いしばって藤原(大阪桐蔭)や小園(報徳学園)らの野手を獲得してほしい」と真剣な表情だ。

 ちなみに豊島は阪神、糸谷は出身地の広島がお気に入り。

 サッカー派では佐藤がリーガ・エスパニョーラ(スペイン)、広瀬がプレミアリーグ(イングランド)をひいきにしている。広瀬はアーセナルのファンと言いながらも「自分の将棋はモウリーニョ(マンチェスター・ユナイテッド監督)のカウンターサッカーみたいですね」と明かしてくれた。サッカーの話になると実に楽しそうな表情になる。

 あれ? 渡辺明棋王は?

 実は野球もサッカーも大好き。サッカーは広瀬同様プレミア派で、理由は「それしか見られない自宅の視聴環境なので」だとか。野球の方はがちがちのヤクルト信奉者。今シーズンは神宮に10回以上通っているという。そう言えば東京都渋谷区の将棋会館からスタジアムまでは徒歩圏内だ。愛するチームはCS出場を決めており「今年は気分がいいですね〜」と、ニコニコ笑顔が止まらない。

 一見、気難しそうな棋士の先生方も趣味の話になると「普通の人」だ。眉間にしわを寄せて盤面をにらむ姿とは180度違う表情には心地よいギャップがある。皆さん、7番勝負での写真企画もよろしくお願いします。(専門委員)

[ 2018年10月10日 09:00 ]

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