駿河太郎 父・鶴瓶への仕返し!?落語家の祖を演じ「“見てみぃ”って言いたい」

[ 2018年9月1日 18:37 ]

上方落語の祖と言われる米沢彦八の碑を前に舞台の成功を誓う(左から)室龍太、田中美里、駿河太郎、谷村美月 自社撮影        
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 落語家・笑福亭鶴瓶(66)の息子で俳優の駿河太郎(40)が1日、大阪・生国魂神社で行われた上方落語のファン感謝祭「彦八まつり」に出演した。

 駿河が来年2月、大阪松竹座で行う初座長公演「天下一の軽口男」で、上方落語の祖となる日本初のお笑い芸人・米沢彦八を演じるのが縁で参加したもので、浴衣姿の駿河は共演の室龍太(29)田中美里(41)、谷村美月(28)らと登壇。

 小学生のころ、偶然取材を受けた出身地・西宮のフリー雑誌に「親孝行やと思って“将来の夢は落語家”って言うた記事が載って、オヤジが激怒した思い出があります。やっぱり(自分が落語家になったら)気を使うからちゃいます?」と思い出を披露し観客の笑いを誘った。

 舞台では、そんな落語家の祖を演じる不思議な縁に、駿河も「オヤジには“見てみぃ”って言いたいですね。子どものころの仕返しです」とニヤリ。直接、舞台出演について報告はしていないそうだが「また気ぃ使うんでしょうね。さすがに、見に来るでしょう」と話した。

 松竹座には出演するのも初めて。この日の登壇者で唯一、室が何度も同劇場を踏んでおり、駿河が「ボクらは彼を“室兄さん”と呼ぶことに決めました」と宣言すると、室は「勘弁してください。先輩方から学ばせてもらって…。何より楽しくお芝居したい」と恐縮しきりだった。

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2018年9月1日のニュース