松岡昌宏「ジュニアに戻った気持ちで」 厳しい先生のダンスレッスンに戦々恐々

[ 2018年8月21日 15:01 ]

舞台「新・6週間のダンスレッスン」制作発表会見に出席した草笛光子と松岡昌宏
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 TOKIOの松岡昌宏(41)が21日、都内で行われた舞台「新・6週間のダンスレッスン」の制作発表会見に、女優の草笛光子(84)、演出の鈴木勝秀氏とともに出席した。

 同作は、6週間のダンスレッスンを通じて出会った68歳になる未亡人リリー・ハリソン(草笛)と、ダンスインストラクターで45歳の青年マイケル(松岡)が、反発しあいながらも次第に心を通わせていく物語。2006年に日本で初演されて以降、再演を重ね、2014年に通算194回の公演で幕を閉じた。そして今秋、衣装、舞台セット、音楽などを一新し上演が決定し、ついに200回公演に到達する。

 今回、草笛のラブコールを受け、マイケル役を演じることになったという松岡は「前回、(同作を)拝見して楽屋にお邪魔したときに、『僕だったらこうやってしたいな』ってことを言いました。それから何度も食事をさせてもらって、僕がいつも『デートしよう』って誘ってママ(草笛)と2人でデートしているんですけど、そのときにも『本当にできる?』と聞かれ、『やらせていただきます』ってことで、嬉しかったですね」と経緯を説明し、「自分がマイケルをやる以上は、また違った松岡の味を出さなきゃいけないなと、そのときから思っていましたので、今、稽古をやりながらそれを作っていく段階がとても楽しいです。諸先輩方がマイケルをおやりになってきたのは重々承知の上で、今までのマイケルをすべて忘れさせて、俺色に染めてみせます!」と意気込みを語った。

 また、振り付けを担当する名倉加代子氏について松岡は「TOKIOがデビュー前の1990年、僕は生まれて初めてミュージカルをやったときにお会いしました。最後に振り付けをしていただいたのが少年隊の『PLAYZONE』ですから約26年ぶりで、僕らがダンスを踊らなくなって25年近く経っているので、果たして名倉先生の振り付けを僕はできるのか…」と不安を口にして笑いを誘い、「なんせ厳しい先生で、僕らの中で『名倉先生』って聞くだけで背筋がピクってなる先生なので、ジュニアに戻った気持ちで、1からやり直さないといけないなという気持ちで臨みたいと思っています」と気合を入れた。

 舞台「新・6週間のダンスレッスン」は東京・よみうり大手町ホールほかにて9月29日より上演。

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2018年8月21日のニュース