NHK大河「いだてん」 猛暑の中で冬のコート姿ロケ 役所広司「凄くつらい」

[ 2018年7月21日 05:52 ]

来年のNHK大河ドラマ「いだてん」のロケで写真撮影に応じる(前列左から)杉本哲太、生田斗真、中村勘九郎、役所広司、竹野内豊、(後列左から)武井壮、近藤公園、満島真之介、永山絢斗、古舘寛治、シャーロット・ケイト・フォックス
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 俳優の中村勘九郎(36)と俳優の阿部サダヲ(48)が主演する来年1月スタートのNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」のロケ取材会が20日、茨城県つくばみらい市の「ワープステーション江戸」のオープンセットで行われた。

 強い日差しが容赦なく照りつける過酷な状況で、連日ハードなロケを敢行。この日の現場周辺の最高気温は35度。その中、日本最初の五輪選手・金栗四三に扮する勘九郎、金栗の恩師で講道館柔道創始者・嘉納治五郎を演じる役所広司(62)らは役衣装の冬のコート姿で取材陣の前に現れた。

 役所は「私は撮影でほとんどコートを着ている。冬ならありがたいが、この猛暑の中では凄くつらい」と本音を漏らして苦笑い。その一方で「猛暑の中、連日、宮藤官九郎さんの面白い脚本を基に勘九郎くんら素晴らしいキャストの方々と熱いドラマ作りをしている」と力強く語った。

 主人公・金栗は1912年のストックホルム五輪・マラソンに出場。40度近い気温の中、レース途中に日射病で意識を失い、棄権する事態に陥った。

 勘九郎は2年後の東京五輪に出場する選手たちへの思いを問われると「この暑さの中で戦うアスリートの方々は本当に凄い」と神妙な表情。テレビなどで連日、五輪での暑さ対策が報じられていることに触れ「アスリートの方々が力を出し切れるような環境がつくられ、我々も2020年はスタジアムで応援できたらいいと思う」と願った。

 現場では撮影の合間合間に出演者やエキストラに氷嚢(ひょうのう)や冷たい飲料水が手渡され、スタッフは何度も「気分が悪くなったら我慢せずにすぐに申し出てください」と呼び掛けた。

 酷暑の中で各出演者を支えているのは大河制作にかける共演者やスタッフらの強い思い。

 勘九郎は「この暑さにも負けない熱い魂を持って良いものを撮ろうとする皆さんとともに毎日撮影できることを幸せに思う」と充実感いっぱいの表情を見せた。

 <来月ストックホルム 異例の海外ロケ>勘九郎、役所、日本初の五輪選手・三島弥彦役の生田斗真(33)らは8月上旬から約3週間、ストックホルムでロケを行う予定。大河の海外ロケは極めて異例。制作統括の訓覇圭チーフ・プロデューサーは「(1912年の五輪)当時のスタジアムの外壁やスタンドが残っている。現地での2人(勘九郎と生田)の葛藤など、ふんだんに撮影したい」と語った。

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