セクハラ、強制わいせつ、子供たちはどう見るのか

[ 2018年5月4日 11:10 ]

 今年度に入り政治家や官僚、芸能人らのセクハラや強制わいせつ事案が続出して議論を呼んでいる。先日、私(記者)の子供が通う小学校でも教諭が強制わいせつ容疑で逮捕される事件があり、全学年対象の保護者説明会が開催された。

 事件から発覚まで2カ月近くを要したこともあり、保護者からは今年度や昨年度の担任クラスを中心にショックを受けたとの発言が続出。近所で顔なじみの保護者が「娘は昨年担任だった(逮捕された)先生を慕っていた。昼は何も言わなかったが、夜に突然“先生に会いたい”と泣き出して…」と涙ながらに訴え、聞いていた私も思わずもらい泣きしそうになった。

 私自身も小学校時代の担任教諭が、卒業後20年近くたってから児童買春などで逮捕されたと報道で知った経験がある。当時を思い返しても教諭の言動に思い当たるふしはなく、報道を聞いて驚きはあったもののどこか遠い出来事のように感じられて実感はなかった。だが今回は教諭を直接知らなかった私にも保護者の涙を通じて、あらためて事件のショックの大きさを実感させられた。

 学校は全児童に「先生が社会のルールを破ってしまいました」と説明したという。だが事件を理解した高学年児童が低学年児童に無邪気に詳細を伝えてしまう例もあるといい、保護者からは「どう対処すべきか分からない」と戸惑いの声が相次いだ。現に私の子供も、どこまで理解したのかはまだ確認できていない。

 芸能人であれば子供のファンも多いし、政治家や官僚も職業として興味を持ち始めている子供も少なくないだろう。逮捕された教諭にも慕っていた児童がいたのは事実。社会的影響まで考えて性的衝動を暴発させる人間はいないだろうが、悲しむ人の表情が一瞬でも浮かんでいれば、こんなことにはならなかったはずと残念でならない。(記者コラム)

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