藤井六段 高校生3戦全勝、大石七段に逆転勝ち 棋王戦予選

[ 2018年4月25日 05:30 ]

大阪市内の関西将棋会館で指された棋王戦予選で大石七段に勝って笑顔の藤井六段
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 将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太六段(15)が24日、大阪市の関西将棋会館で指された棋王戦予選で大石直嗣七段(28)に133手で勝利した。高校生になってからいまだ無敗で、新年度の連勝を3に伸ばした。

 中盤に大石の飛車の動きを軽視するミスで大苦戦を強いられたが、持ち味の粘りで終盤に逆転し「最後は実践的に指したのが功を奏した」と安ど。大石が属する森信雄七段門下の棋士には、これで11戦全勝となった。

 藤井の次戦は来月7日、屋敷伸之九段(46)との王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦。同18日の船江恒平六段(30)との竜王戦5組ランキング戦準決勝に勝てば、規定により史上最年少で七段に昇段する。

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