又吉直樹、舞台「火花」で本人役 観月ありさとの“密着シーン”に照れ

[ 2018年3月2日 12:03 ]

舞台「火花」制作発表会見に出席した観月ありさ(左)と又吉直樹
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 お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(37)、女優の観月ありさ(41)が2日、都内で行われた舞台「火花〜Ghost of the Novelist〜」(3月30日〜4月15日、紀伊国屋ホール)制作発表会見に出席した。

 第153回芥川賞を受賞し、ドラマ、映画化もされた又吉の小説「火花」が満を持して舞台となる。又吉と観月は“本人役”として出演しており、物語は、観月が愛を引き換えに「『火花』を私にください」と又吉を抱きしめるシーンから始まる。

 又吉と観月はプライベートでも親交があり、「みずねえ」「まったん」と呼び合う仲。「いつか一緒に仕事がしたいねと言っていたのでうれしい」(観月)と共演を喜んでいる。しかし、今日のトーク中に観月は又吉に対して「演技中に本当に照れるのやめて!」とダメ出し。「私の役は積極的な役で(又吉を)抱きしめたり、好きとか言うんです。けいこ中に目が合うと照れた顔をしている。すごいやりずらい」と苦情を入れた。暴露された又吉は「だって抱きしめられているんですよ。観月さんに好きって言われて笑わない奴がいたらおかしいでしょ?」と釈明するも、「ここからちゃんとやっていきたい。ある程度我慢したほうがいいですよね…」と改善を誓っていた。

 「火花」はドラマ、映画、マンガ化と立て続けにメディアミックス展開しているが、又吉は「ドラマにしていただいたり映画になったり、その度に『火花』の違う読み方を見せていただいているなと思う。想定していなかったところまで掘り下げてくれて、違う角度から光を当ててもらっている」と感謝した。

 舞台版の神谷役はNONSTYLEの石田明(38)、神谷にあこがれ弟子入りを志願する徳永役を若手俳優の植田圭輔(28)が演じる。石田はドラマ版「火花」のオーディションに落ちたことを明かしつつ「(芸人の)親しい心情は誰よりも分かると思うので引っ張っていきたい」と意気込んだ。

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2018年3月2日のニュース