武井壮、TBSアナ“獣発言”に理解「言葉狩りになったら何も言えなくなる」

[ 2018年2月20日 11:42 ]

タレントの武井壮
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 タレントの武井壮(44)が19日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)に出演し、平昌五輪スピードスケート女子500メートルで日本女子史上初めての金メダルを獲得した小平奈緒(31=相沢病院)へのインタビューで、TBSの石井大裕アナウンサー(32)「まるで獣のような滑り」と話しかけた件について言及。表現はいろいろあってもいいとし「言葉狩りになったら何も言えなくなる」と「獣発言」への非難の声に異を唱えた。

 小平の優勝インタビューで石井アナウンサーが「まさに獣のような滑りだったと思います」と表現。これに対しネット上では「女性に使う言葉ではない」と疑問の声が上がっていた。

 武井は「不適切ではないと思う」と、同発言をした石井アナを擁護。「この発言って、小平さんがチータとかヒョウのようになりたい、そんな動きをしたいって言っていたことを拾ってのことだし、(バンクーバー五輪銀メダルの)長島圭一郎さんが『獣のようになれ』って言ってるのを拾っての、前段があってのこと。それを知らずにただ不適切というのはおかしい」と、土台があっての表現だったとコメント。その上で「言葉狩りになったら、何も言えなくなっちゃう。色んな方面の表現があるのを容認して、それを悪い方にとって叩くのはよくない。偉業を達成した人に対してひどいことを言おうなんて人はいない」と話した。

 武井の見解に、番組共演者も同調。漫画家の倉田真由美氏(46)は「彼女(小平)のあのすごい滑りやインタビューを見て、感動したって思うこと以外、“このインタビューアーは何なんだ”って思っちゃう人が気の毒」。番組MCで、トリノ五輪を担当した経験のある元日本テレビの阿部哲子アナウンサー(39)も「同業者としては、悪い気持ちで発した言葉ではなかったことを分かってほしい。こういうことがあると、しゃべるのが怖くなってしまう」と、今後の影響を懸念した。

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2018年2月20日のニュース