坂口健太郎 連ドラ初主演、イメージ真逆の骨太刑事「気合入れていく」

[ 2018年2月20日 06:00 ]

フジテレビ系ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」で連続ドラマ初主演を果たす坂口健太郎。イメージとは逆の骨太の刑事を演じる
Photo By 提供写真

 俳優の坂口健太郎(26)が連続ドラマに初主演する。4月スタートの関西テレビ・フジテレビ系「シグナル 長期未解決事件捜査班」(火曜後9・00)で、ヒューマンサスペンス作品。“塩顔男子”の代表格として人気の坂口が、イメージとは真逆の骨太刑事を演じる。

 連ドラ初出演から約3年でつかんだ初主演。坂口は「素直にうれしかった。気合を入れていかないと」と背筋を伸ばした。ダークな服装で写真撮影に臨む表情には、すでに骨太感がにじみ出ていた。

 演じるのは城西警察署の三枝健人刑事。冷静な判断力と観察力、そして独学で学んだプロファイリング能力を持つ。キーとなるのは、廃棄処分されるはずだった謎の無線機。時空を超えて聞こえてくる過去の刑事の声を手掛かりに、未解決事件を解き明かしていく。

 健人は幼い頃に心に深い傷を負い、警察官でありながら警察を信用していないという一面がある。坂口は「暗い過去もあるため精神的に削られる役ではありますが、挑戦してみたいと思いました」と意気込んだ。制作側は「冷静さの中に熱い情熱を秘めている」として坂口を起用しており、自身も「健人とは“静かな情熱”のような、芯のあるところが共通点かな」と想像した。

 16年に放送された韓国ドラマ「シグナル」が原作。さまざまな人間模様が描かれる物語で「事件を解決するという要素だけではないので、ドラマに入り込んで悩んだり考えたりしてもらいたい」とアピールした。

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2018年2月20日のニュース