ダンシングクイーン誕生!ミス日本グランプリ市橋礼衣さん「ステージで輝く女性に」

[ 2018年1月16日 05:30 ]

ミス日本に選ばれ驚きの表情を見せる市橋礼衣さん
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 日本女性にふさわしい心と健康的で美しい身体を競う「第50回ミス日本コンテスト2018」(スポーツニッポン新聞社後援)が15日、東京・新宿の京王プラザホテルで開かれ、会社員の市橋礼衣さん(のりえ、23)がグランプリに輝いた。学生時代にダンスの世界大会で優勝した経験を持ち、「ステージで輝く女性になりたい」と胸を膨らませた。

 受賞が決まった瞬間、市橋さんは口に手を当てて目を丸くした。「夢の中にいるようで、実感が湧きません」と涙ながらに喜びを語った。

 この日の審査のため、昨年12月から仕事終わりに毎日2〜3時間、他の出場者と電話で質疑応答や自己PRの予行演習をした。審査委員長の酒井政利氏から「受け答えが完璧だった」と評され、「これまでの積み重ねを全て出し切れました」と胸を張った。

 中学1年生からダンスチームに所属し、世界大会に3回出場。DREAMS COME TRUEや東方神起のライブにもバックダンサーで出演した。大学卒業後、ダンサーになることも考えたが、「夢を追い続けていいのか」と迷い自動車販売会社に就職した。

 働き始めてからもダンスへの思いは消えず、「気持ちに区切りをつけたい」と出場を決意。グランプリという最高の結果を「審査員の方から認めていただいて、今度こそ、ステージに立ちたいと胸を張って言えます」と顔をほころばせた。

 所属する会社には「結果次第で辞める可能性は伝えてあります」と、もう一度ダンサーへの道を歩む考え。現在は愛知県在住だが、上京も視野に入れている。「ダンスだけでなく演劇や歌など、ステージ上の表現をできる限りやってみたい」と目を輝かせた。

 東京都の小池百合子知事(65)が昨年、都議選の投開票日まで断酒したことに倣って「12月から今日まで飲んでいなかったんです」。ビールと日本酒が大好きで「おいしいお酒が飲めそうです」と笑顔をはじけさせた。

 ◆市橋 礼衣(いちはし・のりえ)1994年(平6)11月9日、愛知県生まれの23歳。ダンスではジャズ、ヒップホップ、チアダンスの3ジャンルで世界大会に出場。10年と12年には世界一に輝いた。理想の女性は山口百恵さん。趣味はゴルフとドライブ。1メートル67、B80・W59・H84。

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