知英、映画監督に初挑戦 ショートムービー来年1・11ユーチューブ公開

[ 2017年12月12日 06:32 ]

カメラを見て撮影シーンをチェックする知英監督
Photo By 提供写真

 元KARAの女優、知英(ジヨン、23)が映画監督に初挑戦した。全3話のショートムービー「星に願いを」の第1話「1人じゃなくなる1日」を担当。高校生のほろ苦い恋愛を描いた青春ストーリーで、「第2のホマキ(堀北真希)」と称される所属事務所の後輩、松風理咲(16)の主演作だ。

 監督はもちろん、撮影前のロケハン、編集や衣装合わせ、撮影方法の決定、美術発注など裏方に徹し、自身は出演していない。これがデビュー作となる俳優には細かく演技指導も行った。2日半で撮影を終え「周りのスタッフに支えられて乗り切れたと思います」と謙虚に話した。来年1月11日にユーチューブのネスレシアターで無料公開される。

 「写真」を数年前から趣味にしており、製作側に「映像でもいいものを撮れるのではないか」と監督を打診された。その期待に応えるように、才能を発揮したのは「カット割り」の手法。撮影前に台本を見て、1つのシーンを細かなカットで区分化し、絵コンテを作った。現在放送中のフジテレビ系の主演ドラマ「オーファン・ブラック〜七つの遺伝子〜」でも採用しており「自分でカット割りを考えるのは新鮮でした」と振り返った。

 主演の松風は「知英監督は現場でセリフや表情を細かくアドバイスしてくださいまして勉強になりました」と感激。知英は「いつかまたやってみたいです」と、再びメガホンを取るべく、本業に打ち込んでいく。

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