藤井聡太四段 順位戦C級2組で5戦全勝 首位をキープ

[ 2017年10月12日 22:01 ]

関西将棋会館で行われた順位戦C級2組の第5局で星野良生四段と対局した藤井聡太四段
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 将棋の史上最年少プロ棋士・藤井聡太四段(15)は12日、大阪市内の関西将棋会館で行われた順位戦C級2組の対局で星野良生四段(29)に後手番から88手で勝利。順位戦の星取りを開幕から5戦全勝とした。

 順位戦は名人戦の予選にあたり、C級2組は年間10局を戦い、50人のうち上位3人が翌年度にC級1組に昇格できる。昇格の目安は10勝0敗か9勝1敗。

 星野とは29連勝中の12戦目、4月に竜王戦予選の6組ランキング戦で戦っており、対局はこの日が2度目。早めに駒同士がぶつかり合う激しい展開だったが、序盤から優位に立ち、押し切った。終局時間は午後9時24分。

 公式戦7連勝で順位戦で首位をキープした藤井は「いい星取りで折り返し地点を迎えることができた。これからも一局一局、気を引き締めて頑張りたい」と語った。

 通算成績は46勝6敗(未放映のテレビ棋戦を除く)。次局は19日、王座戦1次予選で小林裕士七段(41)と相対する。

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