“目玉”不足続く紅白、今年は?引退・安室奈美恵のラスト出場あるか

[ 2017年10月10日 11:00 ]

1999年の紅白で1年ぶりにステージ復帰し、涙する安室奈美恵
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 今年も残すところ3カ月を切った。読者の方には気が早いと思われるかもしれないが、秋に入ると芸能記者として気になるのがNHK紅白歌合戦。特に音楽担当の記者は今年の“目玉”出場者について、他紙を出し抜いて記事にしようと取材を重ねている。

 ただ、最近はすべての世代から支持されるヒット曲や人気歌手が生まれにくい背景もあって“目玉”不足が続いている。今年も、引退発表しラスト出場が取り沙汰される安室奈美恵以外の“目玉”が見当たらない状況。先日も音楽記者の1人が、眉間にしわを寄せて自作の候補者リストをにらみながら「(どの候補者を取材するべきか)的が絞れないんですよね」とぼやいていた。

 とはいえ、終わってみれば40%前後の高視聴率を記録するのが紅白。恒例行事のようにいろいろと取り沙汰されるのも、いまだに国民的番組である証拠だろう。今年はどんな“目玉”が飛び出すのか、注目したい。 (記者コラム)

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2017年10月10日のニュース