大谷“さよなら登板”地元で31・5%の高視聴率 瞬間最高38・2% 縦読みでエール

[ 2017年10月5日 10:59 ]

<日・オ>9回1死一、二塁、杉本を二ゴロ併殺に仕留める124球目を投げる大谷
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 日本ハムの大谷翔平投手(23)が先発し、HBCテレビ(北海道放送)が4日に生中継した「プロ野球Bravo!ファイターズ 日本ハム×オリックス」(後7・00〜同8・54)の番組平均視聴率が31・5%(ビデオリサーチ調べ、札幌地区)を記録したことが5日、分かった。これは同局の今シーズンの野球中継では、最高の数字。瞬間最高視聴率は38・2%で、午後8時29分など(同30分、同31分、同33分、同34分)5回記録した。

 大谷は札幌ドームで行われた本拠地最終戦のオリックス戦に「4番・投手」で先発。2安打、10奪三振で今季初完投初完封となる3勝目(2敗)を挙げた。大谷にとって、これが今季ラスト登板となることが濃厚。今オフにポスティングシステムで大リーグ移籍の意思を固めている右腕にとって、日本のファンに別れを告げる“さよなら登板”となるだけに、地元のファンの視線を釘付けにした。

 瞬間最高の午後8時29〜31分はいずれも9回表の完封をかけた大谷のピッチングシーンで、その後、同33分には完封勝利を決めてチームメートとハイタッチするシーン。大谷の日本球界での雄姿を見届けようと、チャンネルを合わせたと思われる。

 HBCテレビはこの日の新聞のテレビ欄に、文章の冒頭1文字と最後の一文字をそれぞれ“縦読み”すると「夢と感動をありがとう」「次は君が夢かなえる番」と大谷への応援メッセージを掲載し、エールを送った。

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