東出昌大の“怪演”再び…新キャストで描くスピンオフドラマ「予兆 散歩する侵略者」

[ 2017年10月1日 16:24 ]

WOWOWプライム「予兆 散歩する侵略者」
Photo By 提供写真

 18日深夜にWOWOWプライムで「予兆 散歩する侵略者」(毎週月曜深夜0時)がスタートした。現在公開中の映画「散歩する侵略者」のスピンオフドラマで、映画とはひと味違う世界観で楽しめるアナザーストーリーを展開している。

 地球侵略のために人間の“概念”を次々奪っていく“侵略者”との攻防を描いており、映画版では侵略者となり豹変してまった夫とその妻の葛藤をラブストーリーの要素も交えた。一方、ドラマ版では夏帆と染谷将太演じる夫婦に、東出昌大扮する侵略者がジワジワと生活を脅かしていく恐怖をこれでもかっというほどじっくり表現している。

 映画と同じく今作の監督である黒沢清と、「リング」シリーズの脚本で知られる高橋洋がタッグを組んだのも見どころ。サスペンス的な演出もふんだんに盛り込まれており、「家族」という概念を奪われた主人公の同僚が、父親を“幽霊”と思い込み精神を病んでしまうという導入部は斬新だ。

 注目は侵略者演じる東出昌大の“怪演”。映画版でも全く違った役どころで登場する東出だが、怪しすぎるキャラクターという共通項でくくることができる。今年4月期のヒットドラマ「あなたのことはそれほど」(TBS)でも、不倫されてしまったことで、妻へ異常な執着をみせる偏狭なキャラを好演していたが、今作ではさらに上を行く怪しさ。無表情で「地球を侵略しに来た」と告げる姿はSF的で現実にはありえない設定、台詞にも関わらず、「現実なのかもしれない」と見ている方を納得させるほどのリアリティーのある演技が光る。

 データニュース社(東京)が行なっているWOWOW加入者を対象とした「WOWOWウォッチャー」(毎日1000人にアンケート)では意外な反響が見られる。「概念を奪う宇宙人の目的って?」(51歳男性)、「今後の展開が気になる!」(52歳男性)など、意外にも50歳以上の男性(M3層)からの支持が高く、第2話までの全体満足度は3・50(5段階評価)だが、M3層は3・72と高満足度の基準3・7を超えている。

 スピンオフドラマといえ、映画版にも出演する東出の怪演も含め全く違うテイストを楽しめる。好みの味付けはあるだろうが、まずはひと口。きっと後を引くに違いない。

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