“てじな〜にゃ”山上兄弟、干された?収入半減、寄席芸人転身は否定

[ 2017年8月31日 14:05 ]

山上兄弟の・佳之助(右)と弟・暁之進(2005年撮影)
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 “てじな〜にゃ”に決め台詞で知られる兄弟マジシャン「山上兄弟」が31日放送のフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)にVTR出演。一部で報じられた「寄席芸人」への転身について「転身したつもりはない」と否定した。

 兄・山上佳之介(23)と弟・山上暁之進(21)の2人ユニットで、佳之介が6歳、暁之進が5歳の時にデビュー。全盛期に比べ、テレビ番組への露出は極端に減ったが、一部では「タネ明かしをしすぎて、マジック業界から干された?」とのウワサもある。これについて、佳之介は「干されたというか、マジシャンとはあまりかかわりないんです」と干されたことには心当たりがないとしながらも、暁之進は「ただ、断ればいいじゃないかというのは1度だけありました」と一部のマジシャンからクレームを受けたことがあることは認めた。佳之介は「テレビのことをわかっている人はそういうことを言ってくることはなかったんですけど、オリジナルマジックを披露したものをタネ明かしをしたんですが、遠回りをして言われることは多かったですね」。暁之進も「周り回って、事務所の先輩のところに行って、聞くみたいのはあった」と続けた。

 オリジナルマジックなのに、営業妨害になるのか?との素朴な疑問をぶつけられると、佳之介「マジシャンって自分も含めてまともな人はない。ろくな人いないんですよ」とぶっちゃけ。暁之進も「わかっているというか、変な人が多い」と苦笑した。

 年収は全盛期の1/10になっている?との話もあるが、佳之介は「1/10はない。10だったら5ぐらい」と約半分程度であるとし、「最高で2人で1000万円ぐらい入ったことはあると聞いたことがある」と明かした。

 4月からは落語芸術協会に入会し、浅草演芸ホールなどを中心に寄席に出演している。寄席芸人に転身?とも言われているが、暁之進は「転身したつもりはない」とキッパリ。佳之介は「寄席も出るよっていうだけ」と補足し、「中学時代から寄席にはちょくちょく出させていただいて、やっと正式に加入しただけ。ずっと入りたいと思ってました。大学卒業した時に入れたので、就職したようなもの」だとした。寄席でも、マジックだけをやっているといい、協会入会に試験などは「ない」とし、「周りの大人のさじ加減」とコメントし、笑わせた。

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