藤井四段 “おじ”に勝利、師匠の兄弟弟子・小林九段下した

[ 2017年8月16日 05:30 ]

王位戦予選で小林九段に勝ち、会見する藤井聡太四段
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 将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(15)が15日、大阪・関西将棋会館で小林健二九段(60)と王位戦予選で対局し、120手で勝利した。小林は師匠の杉本昌隆七段(48)の兄弟弟子。藤井は“おじ”に勝利した形となり、大師匠にあたる故板谷進九段が切望した「東海地方にタイトル」へ新たな一歩を踏み出した。

 小林は、藤井との初対局に勝負服の和服姿で登場。日本将棋連盟によれば、プロ39戦目で初の和服姿の相手との対局。藤井は積極的に動き、右桂を飛翔させ、死中に活路を探すような横歩取りへ。左右両翼からの攻めで小林を投了へ導いた。

 「願いがかなうなら板谷先生に見ていただきたかった」と小林。「小林先生の気合、お言葉を聞いて早くタイトルを持ってきたい気持ちを強くしました」。愛知県瀬戸市出身の藤井もその闘魂を受け取った。

 東京と大阪に会館がある将棋界。板谷九段は名古屋から拠点を移さなかった。1988年、47歳での死後、遺志を継いだ杉本が現役では唯一、名古屋に住み続けたから棋士の道が開けた。小林と藤井。45歳の年齢差がある両者にはまさに肉親の心の結び付きがあった。

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