「渡鬼」初の3時間SP 眞が“イクメン”に挑戦も…子育て騒動勃発

[ 2017年8月8日 11:34 ]

 TBSの人気ドラマシリーズ「渡る世間は鬼ばかり」が9月18日午後8時から初の3時間スペシャルで放送されることが8日、分かった。

 1990年にスタートし、2011年に1年間の連続シリーズが終了した後も単発番組として放送してきた「渡鬼」。今年は初の3時間スペシャルで、昨年放送のスペシャルから1年後の「幸楽」が描かれる。

 泉ピン子(69)演じる五月の息子・眞(えなりかずき)に待望の第1子が誕生。しかし、子育てが原因で眞の妻・貴子(清水由紀)は家出、“イクメン”に挑戦する眞に幸楽の面々が巻き込まれ、子育てを巡る騒動に見舞われる。5人姉妹の再結集や五月と眞夫婦とのギクシャクした関係にも注目。

 9月で古希を迎えるという泉は「セリフが覚えられるか不安でしたが、なんとかやっています。『渡鬼』はもう役が身体の一部になっていて、役作りしなくてもしゃべり出したらもう“五月”になっている感覚です」としみじみ。

 石井ふく子プロデューサーは「前作では五月は眞に頼まれないことを繰り返し、息子夫婦から迷惑がられましたが、子どもが生まれたらまた大変なことになっています。これがきっかけで新しい“嫁姑問題”が起きてきそうです」と予告。「思い返せば『渡鬼』は最初、キミ(赤木春恵/五月の姑)と五月のギクシャクが物語の中心でした。その立場が今、変わろうとしています。家族のドラマというのはつくづく奥が深いとも思います」と期待を込めている。

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2017年8月8日のニュース