徹子、パンダ育児に興味シンシン 喜びと心配「これから大変」

[ 2017年6月13日 05:30 ]

パンダの模様の指輪を顔のそばに寄せながら写真撮影に応じた黒柳徹子
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 上野動物園(東京都台東区)の雌のジャイアントパンダ、シンシン(11歳)が12日午前11時52分、赤ちゃん1頭を出産した。同園でのパンダ誕生は5年ぶり。性別は不明だが、母子共に健康とみられる。赤ちゃんの誕生に地元商店街がお祝いムードに包まれ、日本パンダ保護協会名誉会長でタレントの黒柳徹子(83)も喜びの会見を行った。

 黒柳徹子はこの日、東京・六本木のテレビ朝日のスタジオで、司会を務める同局「徹子の部屋」の収録直後に会見した。「最近、こんなにうれしいことはない。考えただけで笑っちゃう」と満面の笑みで喜びを語った。

 集まった報道陣約30人には「私が産んだわけじゃないのにこんなに集まってくれてうれしい」とあいさつ。日本パンダ保護協会名誉会長として国民に向けて「皆さん、おめでとうございました」と祝意を表明した。

 左手の人さし指にはいつも身に着けているというパンダ模様の指輪。「今日生まれると分かっていたら、もっと大きいのを着けてきた」と笑った。

 シンシンへの言葉を求められると「大変でしたね。あなたは、はっきりしない性格のようだが、いずれにしても良かった。“うれしいわ”と伝えたい」と祝福。今後に関し、5年前に赤ちゃんパンダが死んだ例を挙げながら「これから大変なのは、おっぱいをあげること、踏んだりしないようにすること」と話した。

 改めてパンダの魅力を「見るからにまん丸で、穏やか。ケンカしないし、あんなに平和な動物はいない」と力説。「今日だけはケンカしている夫婦も仲良くご飯を食べると思う。そのくらいの力をパンダは持っている」と語った。

 ▼篠田麻里子 パンダ好きの一人として本当にうれしいです。出産の兆候があると聞いた時から楽しみに待っていました。とにかく元気に育って、みんなの人気者になってほしいです。私も早く合いに行きたいです!

 ▼藤岡みなみ 上野動物園のシンシンが出産!めでたい!ジャイアントパンダは繊細な動物なのでここからが正念場。温かく見守ろう!

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2017年6月13日のニュース