松本人志「罰則」提案で議論広がる…武井壮「更生の方法に柔軟性を」

[ 2017年6月13日 14:00 ]

タレントの武井壮
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 タレントの武井壮(44)が13日、自身のツイッターを更新。17歳の女子高生との飲酒、淫行により無期限活動停止となった俳優小出恵介(33)の問題を受けて、未成年への「刑事罰」と「更生」について持論を述べた。

 小出の騒動については、「ダウンタウン」の松本人志(53)が11日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)で「そろそろ未成年者のほうにも取り締まれるような罰則を作るべき」と発言。インターネット上などで大きな議論を呼んでいる。これを受けて、武井は12日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)に出演した際、「成人と未成熟な少年たちを同じ罰則というのは難しい。そのために少年法がある」と発言。犯罪などルールを逸脱した未成年者に対して「罰則というよりも、例えばライン決めをしてあげて、こういった行為をしてしまったときには更生施設とか、ボランティアで奉仕期間を設けるとか、そういった活動をさせなきゃいけないとかを設けるのはいいと思う。傷害だったら刑罰だけど、そうじゃないところに関しては中間の対処も必要だと思う」と語っていた。

 ツイッターでは、番組での発言を補足する形で「難しい。。大人の犯罪より残忍で狡猾な行為があるのも確か。ただ少年を前科持ちにすることでの更生率、悪化する率はどう?と考えたり、ならば3年間自衛隊で訓練とか、その後有効に活かせる高度な職業訓練などを施設で受けさせる義務とか、甘いかな?」と発言。刑罰を与えることが必ずしも更生につながらない例もあるとし、「一定の義務を課して、出所後にしっかり生活できるITの専門知識や技術訓練なんかの方が、と思う」と提案した。

 さらに「オレこの件に1つの答えはないと思ってて。案件にもその個人の態様にもよるから1つのルールで縛れるものではない、というのが答えだと思う。罰則はルールだから、全ての犯罪や人格には対応できない。ならどれがいいか選べる更生の方法をいくつも持っておいて案件ごとに対応できる柔軟性が欲しいよね」とツイート。フォロワーからは賛成のほか、被害者からの視点などさまざまな意見が寄せられている。

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2017年6月13日のニュース