吉田鋼太郎 2度目ミュージカルに太鼓判「嫌いな僕が言うんだから間違いない」

[ 2017年6月10日 16:13 ]

ミュージカル「ビリー・エリオット」公開レッスンを行い、ビリー役の子役(左から加藤航世、木村咲哉、前田晴翔、未来和樹、山城力)と笑顔の吉田鋼太郎と柚希礼音
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 俳優の吉田鋼太郎(58)と女優の柚希礼音(37)が10日、ミュージカル「ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜」(7月25日〜10月1日、東京・TBS赤坂ACTシアター)の公開レッスンを都内で行った。

 2000年の英映画「リトル・ダンサー」がベースで、3年ぶり2度目のミュージカル挑戦となる吉田は、「1回目よりは少し心を開いているが、ハードルの高いどころがたくさんある」と苦笑い。それでも、オーディションで抜てきされた加藤航世(14)ら主人公ビリーに抜てきされた5人の子役たちと稽古を重ね、「まだまだ発展途上だが、ものすごく厳しい中で弱音を吐かず、何となく形になりつつある。その姿には心打たれ、触発されている」と充実した表情を見せた。

 ビリーの父親役で、この日も隠れてバレエのレッスンに参加していた息子を怒鳴るシーンを披露し、柚希が「初めて芝居を合わせた時は、あまりの迫力に圧倒されて何もできなかった。吉田さんの圧と熱さに負けないようにしないと」と気持ちを新たにしたほど。益岡徹(60)とのダブルキャストだが、大阪公演を合わせれば3カ月半の長丁場になり、「二日酔いだから、益岡さんお願いというダブルキャストではないので、なるべく酒を控え睡眠をとるようにしたい」と誓った。

 全世界で80以上の演劇賞を受賞し、1000万人以上を動員した人気ミュージカルの日本初演だけに「大人も子供も主張を持ってぶつけ合う、ものすごいものを作っていると実感している」と強調。そして、「ミュージカル嫌いの僕が言うんだから間違いない。俺も、見るって作品です」と言葉に力を込めていた。

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