空撮映画「天空からの招待状」台湾監督 ヘリ墜落死…続編撮影中

[ 2017年6月10日 16:35 ]

8日、台湾の記録映画「天空からの招待状」の続編をつくると記者会見で発表する斉柏林監督(中央通信社=共同)
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 全編空撮で台湾の今をとらえたドキュメンタリー映画「天空からの招待状(原題「看見台湾」)」のチー・ポーリン(齊柏林)監督(52)が搭乗したヘリコプターが10日、台湾東部の花蓮県で墜落し、監督ら3人が死亡した。現地メディアが報じた。

 続編の撮影中だったという。8日に台北市内でクランクイン会見を行い、第2弾製作を発表したばかりだった。

 「天空からの招待状」は、ベネチア国際映画祭の最高賞・金獅子賞に輝いた「悲情城市」(1989年)などで知られる台湾の巨匠ホウ・シャオシェン監督(70)が製作総指揮を務め、2013年の台湾年間興行ランキングで3位に入る大ヒットを記録。14年12月に日本公開。日本語版ナレーションは俳優の西島秀俊(46)が務めた。

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