フジ日曜9時ドラマ枠今秋終了へ 3年ぶり復活も1年半で再び幕

[ 2017年5月11日 06:30 ]

11年に放送された「マルモのおきて」では高視聴率を記録
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 フジテレビが日曜午後9時台のドラマ枠を今秋に終了させることが10日、分かった。日曜午後9時のドラマ枠は昨年4月に3年ぶりに復活したが、苦しい戦いを強いられ、1年半で再び幕を閉じることになった。

 同局では亀山千広社長(60)が退任し、後任にBSフジの宮内正喜社長(73)が就任する人事が内定。日枝久会長(79)の退任も固まっており、トップ2人が刷新される。視聴率の巻き返しを託された宮内新体制が、秋の番組改編で日9枠をどうテコ入れするのか注目される。

 フジテレビは2010年10月期に31年ぶりに日9にドラマ枠を設け、11年4月期の「マルモのおきて」では芦田愛菜(12)と鈴木福(12)の子役コンビがブームを巻き起こした。しかし、その後は視聴率争いで苦戦し、13年4月期からバラエティー枠に移行。昨年4月から再びドラマ枠に戻り、芦田と米女優のシャーロット・ケイト・フォックス(31)がダブル主演した「OUR HOUSE」を皮切りに、現在の観月ありさ主演「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」まで5作品が放送された。

 一方、日曜午後9時枠はTBSが長年にわたって「日曜劇場」としてドラマを放送。2局の対決にも注目が集まった。

 フジテレビは「現段階で10月改編について決まっていることは何もありません」としている。

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